「染司よしおか工房便り」をブログで再開

「染司よしおか工房便り」をブログで再開いたしました。過去の記録も少しずつ整理して投稿して行く予定です。まずは現在開催中の菊池寛賞受賞記念吉岡幸雄「日本の色 千年の彩展」に関連の深い過去の記事を集めましたので、ぜひ参考になさってください。


日本の色 千年の彩展」は 2011年7月9日(土) 〜8月28日(日) まで東大阪市民美術センターにて開催中です。

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いろいろな染料植物の芽生え

4月になっても天候が不順な日が続きますが、今年も染料植物が順調に育ってくれますように祈るばかりです。

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東大寺 お水取りの紅花染

2月になって、東大寺お水取りの紅花染が佳境に入っています。

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実りの秋(刈安、蓮の葉、団栗、ざくろ、紅花)

ザクロの実

ザクロの実

もうすぐ十一月。工房には秋に実った、染料になる植物が次々と届けられています。

近江伊吹山からは、刈安。黄色の染料になります。

近くの小椋池 (おぐらいけ) 干拓地からは、かつて広く生育していた蓮の葉。今日でもその一部が大切に保存されています。

宇治の山からは団栗のいがも。

工房の庭には「ざくろ」の実が熟しています。これもやや渋味の黄色になります。

それから、山形、伊賀上野からは紅花です。

まさしく実りの秋というところです。

自然の色を染める: 家庭でできる植物染自然の色を染める: 家庭でできる植物染
監修: 吉岡幸雄、福田伝士
紫紅社刊

家庭でできる草木染め。工程写真1200点とともに、日本の伝統色の染め方をわかりやすく解説。

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黒灰造りと繭の糸引き

今年は寒さがいちだんと厳しいようで、京都でも南の少しは温かな地にある工房でも雪が散らついたり、凍てる朝もあります。

そうしたなか、紅花染の季がやってきて、毎朝、稲藁を竈で燃やして黒灰を造っています。これは紅花染には欠かせないもので、これを大きな桶につめて、そこに温湯を注いで2〜3日放置しておきます。そうすると灰の成分がとけて、天然の弱いアルカリ性の液が出来ます。それを漉して、あらかじめ黄色を流しさった (黄水洗) 紅花の花びらをこれで揉み込みますと赤い色素が流出してくるのです。

それと、今、工房の一角では繭の糸引きもしています。四国、愛媛県野村町から運ばれてきた、小さな特殊繭から糸引きをしています。

古い時代の錦を復元するための糸です。こうした仕事には丁寧さと時間、根気が必要であります。

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