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『王朝のかさね色辞典』吉岡幸雄 「はじめに」より

「かさね色」あるいは「かさねの色目」という日本の色彩文化の流れをさぐるうえで重要な項目がある。 「かさね」は「重」または「襲」という漢字をあてることもある。 わが国は飛鳥、奈良時代を通じて政治体制のみならず文化芸術におい … 続きを読む

カテゴリー: 吉岡幸雄 思うままに
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東大寺 お水取りの紅花染

2月になって、東大寺お水取りの紅花染が佳境に入っています。 紅花を一旦麻布に染める 黄色の色素を洗い流す 艶紅を紅皿に塗る 紫は薬師寺花会式の杜若、赤は東大寺の紅花染和紙

カテゴリー: 工房の季節便り
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黒灰造りと繭の糸引き

今年は寒さがいちだんと厳しいようで、京都でも南の少しは温かな地にある工房でも雪が散らついたり、凍てる朝もあります。 そうしたなか、紅花染の季がやってきて、毎朝、稲藁を竈で燃やして黒灰を造っています。これは紅花染には欠かせ … 続きを読む

カテゴリー: 工房の季節便り
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冬の紅花染め、お水取りに和紙の椿

昨年の暮れから、例年になく厳しい寒さが続いている。京都は盆地なので、底冷えがして、からだの動きも少し鈍くなっているような気がしてならない。 私の染工房では、このところ毎朝、工房の前庭にしつらえた竈に稲藁を入れて燃やし、灰 … 続きを読む

カテゴリー: 修二会(お水取り), 工房の季節便り
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冬の工房 − 紅花と藁灰

新しい年をむかえた。昨年の12月はまだ暖かであったが、暮れから正月にかけては京都の街にもときおり雪の舞う日もあって、厳しい寒さがまだ続いている。 工房の前庭には、福田さんが運んできてくれる稲藁が高く積まれていて、例年どお … 続きを読む

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