投稿者「吉岡幸雄」のアーカイブ

青白橡 (あおしろつるばみ)・麹塵 (きくじん)

日本列島の四季の移ろいは、日毎にゆっくりゆっくりとすすんでいく。落葉樹も夏の暑い盛りには深い緑色をたたえているが、秋が近くなって、涼やかな風が吹いてくると、青い葉がわずかに黄ばんでくる。 私たちが団栗と呼んで親しんでいる … 続きを読む

カテゴリー: 季の色
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法隆寺伝来国宝「四騎獅子狩文錦」の復元進む

昨年から、法隆寺と NHK より、法隆寺に伝来する聖徳太子ゆかりの国宝「獅子狩文錦」の復元に取り組んでほしいとの要望があり、様々な方々のご協力を得て、私ども吉岡工房で努力してきた。

カテゴリー: 四騎獅子狩文錦
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東大寺管長の紫衣を織る

日本においても紫は飛鳥時代より高貴な色として崇められてきたのである。東大寺正倉院に今日も遺る染織品にも紫草の根、つまり紫根で染められたと考えられるものをいくつか見ることができる。 とくに聖武天皇が御遺愛のものであったとい … 続きを読む

カテゴリー: 東大寺管長紫衣
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「東大寺大仏開眼1250年慶讃大法要」が近づく

10月15日東大寺大仏開眼1250年慶讃大法要の日が近づいてきました。私どもの染司よしおか工房では、様々な染織の仕事をおおせつかっていて、もう追い込みの時が来ています。

カテゴリー: 大仏開眼1250年慶讃大法要, 東大寺
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水色(みずいろ)

清らかな流れに出会って、美味しい鮎をたべたい、と思うような季節になってきた。 水色という色名はかなり古くから使われていた。 平安時代の宇多天皇から堀河天皇までの十五代にわたって、宮廷貴族社会のありさまを記した『栄華物語』 … 続きを読む

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