季の色」カテゴリーアーカイブ

萩色(はぎいろ)

9月の声を聞くと、暑さもようやく和らいで、朝夕の風は涼やかになり、虫の声が澄んだ音色で響いて、あたりが静けさを取り戻すように感じる。 小さな3枚の丸い葉が並んでいる、その先のほうに、わずかに青味がかった紅から赤味の紫、そ … 続きを読む

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青白橡 (あおしろつるばみ)・麹塵 (きくじん)

日本列島の四季の移ろいは、日毎にゆっくりゆっくりとすすんでいく。落葉樹も夏の暑い盛りには深い緑色をたたえているが、秋が近くなって、涼やかな風が吹いてくると、青い葉がわずかに黄ばんでくる。 私たちが団栗と呼んで親しんでいる … 続きを読む

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水色(みずいろ)

清らかな流れに出会って、美味しい鮎をたべたい、と思うような季節になってきた。 水色という色名はかなり古くから使われていた。 平安時代の宇多天皇から堀河天皇までの十五代にわたって、宮廷貴族社会のありさまを記した『栄華物語』 … 続きを読む

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朱華(はねず)の色

私の染工房の庭にザクロの花が咲いている。新緑の小さな葉のかさなりのなかに、鮮やかな黄味のかかった赤色に、通りかかる人も眼をうばわれるのか、立ち止まっては眺めていく。今年は、例年より早く咲いて、もう散りかけのものもある。そ … 続きを読む

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杜若色(かきつばたいろ)

五月の中頃をすぎると、杜若の花便りあちこちから聞こえてくる。剣を立てたような深い緑の葉の重なりのうえに、わずかに赤味をおびた紫の花がのったように咲いている。 京都であれば、上賀茂神社の末社、大田神社の群生がよく知られてい … 続きを読む

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