染司よしおかの七夕飾り展示@ANAクラウンプラザ京都


暦の上では立秋を迎えました。ANAクラウンプラザホテル京都ロビーにて染司よしおかの七夕飾りを展示しています。

七夕は棚機、つまり織りをする機に由来します。絹と絹織物を発明した中国を起源とし、飛鳥時代に日本に伝わったとされるこの習わしは、旧暦の7月7日(本年は8月17日)に行われます。「乞巧奠」の儀とも呼ばれ、機織りや裁縫の上達を願ったのがはじまりであり、笹を立て、色糸や針を飾り、五色の布には梶の葉をかけ、天の河に向かって祈る行事です。染司よしおかでは、絹織物を尊び、植物染で伝統の色を染めることを生業としているため、五行の色、青、赤、 黄、白、黒に、 高貴な色とされる紫を加え六彩としています。

 

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