「染司よしおか 植物染めの手習い」@花屋みたて
 吉岡更紗ワークショップ

2013.9.22(日)、23(月) 京都市北区

イベント 「染司よしおか 植物染めの手習い」@花屋みたて
内 容 京都市北区紫竹に OPEN した花屋みたてさんにて吉岡更紗がワークショップをさせて頂きます。美しく、凛とした花々に彩られた空間で、植物から取り出す色の美しさを是非ご体験下さいませ。

「写経用紙を黄檗で染める」
 日本に仏教が伝来して以来、奈良時代には盛んに写経が行われ、「薬師寺大般若経」「百万塔陀羅尼」など黄檗で染められた料紙が使われたものが現存しています。
黄檗はミカン科の木でその内側に黄色の色素をもっています。鮮黄色で苦味があり、胃腸を整える漢方薬としても使われています。防虫効果もあるため、長く保存される経文、戸籍帳などの書物に使われる和紙に染められました。鮮やかな黄色は、文字の墨の色も映え美しい仕上がりとなります。今回は写経用紙2枚を黄檗で引き染めをし、その色の美しい彩りをお楽しみ頂きます。
そのまま写経用紙として、または、お好きな大きさに切って便箋としてもお使い頂けます。

「胡桃の実で型摺りを楽しむ」
 人類が初めて植物から色を汲み出すことを発見したものは、胡桃や団栗、青柿などの木になる実ではないか、といわれています。木の実に含まれるタンニン酸が茶色や黒を生み出します。
「染司よしおか」の工房には先代が植えた胡桃の木が大きく繁り、今の季節は胡桃の実が沢山なります。その熟す前の青い胡桃の実を使って、お好きな柄を彫った型紙を使い摺り染めを楽しんで頂きます。麻のハンカチ1枚か、和紙のポストカード3枚からお選び頂きます。気候により、胡桃の実が早く熟した場合は、柿渋の型染めに変更となります。ご了承くださいませ。
日 時 9月22日(日)「写経紙を黄檗で染める」
13時〜15時
16時〜18時
定員 各6名様

9月23日(月・祝)「胡桃の実で型摺りを楽しむ」
13時〜15時
16時〜18時
定員 各6名様
受講料 両日とも3500円(お茶とお茶請け付き)
講 師 吉岡更紗
場 所 花屋 みたて
京都市北区紫竹下竹殿町41(地図
ご予約 みたてホームページ(http://hanaya-mitate.com)のお問い合わせフォーム又はお電話にて。
※キャンセルはできませんのでご了承ください。

電話 075-203-5050
参考リンク 「よしおか工房に学ぶ はじめての植物染め」吉岡幸雄・染司よしおか よしおか工房に学ぶ はじめての植物染め
吉岡幸雄、染司よしおか・監修
紫紅社
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