投稿者「吉岡幸雄」のアーカイブ

染料になる樹 – 花水木の花、胡桃の花序

京都の洛南、伏見にある私の工房は、昔の長屋の建物である。隣が引っ越しされるたびに父が借り足していったものだから、必然的に横に長くのびた家になっている。 幸い、東西に長くなっているので、南に面して細い庭があり、どこも日当た … 続きを読む

カテゴリー: 工房の季節便り
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桜鼠(さくらねずみ)

京都の洛南に墨染というところがある。 この前も東京から来られた人と車に同乗していて、そこを通った折に、昔はこのあたりで墨で染物をしていたのですかと、尋ねられた。そうではなくて、地名は次のような歌に由来しているのである。 … 続きを読む

カテゴリー: 季の色
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桃染(ももぞめ)

三月三日は、「桃の節句」雛祭である。京都では旧暦にしたがって四月に行なわれることが多い。 今日では雛壇に有職風な雛が並び、その下に五人官女などと雛道具が、豪華に並ぶのが当たり前のようになっているが、本来の三月三日の節句は … 続きを読む

カテゴリー: 季の色
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フランス「シャネル」から染司よしおか工房見学に

2月21日 (金)、よしおか工房へ、フランス「シャネル」ディレクター、ドミニク・モンクルトワさん、社長リシャール・コラスさんがおいでになった。 NHKハイビジョン及び国際放送の「古代の赤に煌きを ─カラークリエーターの日 … 続きを読む

カテゴリー: 海外交流
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四騎獅子狩文錦を法隆寺に御奉納

一昨年から、私の工房で大きな機をしつらえて織っておりました、法隆寺四騎獅子狩文錦がこのたびようやく織りあがって、法隆寺へ御奉納することができました。

カテゴリー: 四騎獅子狩文錦
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