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桜、紅葉。松竹梅、源氏物語、詩歌など日本人は美しい四季の風景と物語などを、こんなにも美しい文様として表わしてきました。 本シリーズを見ると、絵画から漆芸、陶磁器、染織、金工などに施された先人たちの意匠表現を前に、現代人は畏敬の念を禁じえないであろう。 1983年に『原色日本の意匠(デザイン)』全16巻は紫紅社の編集によって京都書院から発売が開始され、大いなる評判を呼びました。そこには古代から近世にいたる美術工芸の優品3000余点が網羅されたのです。だが、絶版となり、読者からも再刊の声をたびたび聞くようになりました。そこで紫紅社は、要望の高かった普及版の形にして発刊することにいたしました。 ※特典:インターネットで全16巻セットをお申し込みになりますと、全16巻セット価格=100,000円(税込み、送料無料)の特別価格で頒布いたします。但し、代金は前金制とさせていただきます。 ご入金確認後、第1巻「源氏物語」を、その後毎月一巻ずつお届けいたします。 まずは、こちらにメールでご連絡ください。 |
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定価=本体6800円(税別) 2001年9月25日から配本がはじまりましたこのシリーズの第1回は、日本文芸の最高峰であり、和洋美の源泉である「源氏物語」。紫式部の世界が絵解きになっているように、五十四帖が理解できるもので、たいへん好評をいただきました。 |
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■『日本のデザイン』第2巻「秋草」 定価=本体6800円(税別) 私たち日本人は、四季のなかでもとくに哀愁をおびた秋の風情をこよなく愛してきました。萩、薄、女郎花、桔梗、藤袴、撫子などのモチーフを繊細かつ豪放、華麗に描いたデザイン性には目を見張るばかりです。絵画、漆芸、陶磁器、染織、金工などに施された意匠を存分にお楽しみください。 |
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■『日本のデザイン』第3巻「牡丹・椿」 定価=本体6800円(税別) 中国唐時代に「富貴の花」といわれ人気のあった牡丹は、日本においてその文様が受容されるまで、かなりの時が必要だったといわれる。日常的な装飾品の文様として開花するまでの、その図柄の変遷は、華やかで興味深い。 一方、椿も意匠化されるのは少しの例を除いて、遅かったといえる。その控えめな花の印象から単一で取り上げられることも少なかった。しかし、侘の茶の湯では茶席を飾る主役となり、絵画でも琳派の画家は好んで椿をとりあげた。京都にも椿の銘木は多く、その落下の風景までもが愛でられる花である。 この印象的な二つの花の意匠が、画面いっぱいに繰り広げられるこの巻を、ぜひとも堪能していただきたい。 |
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■『日本のデザイン』第4巻「桜」 定価=本体6800円(税別) この稿を書く私の足元は、書斎の床から伝わってくる京の底冷えにかじかんでいるが、仕上がった「桜」の巻の美術意匠のページをめくっていると、気持ちはワクワクと心躍る春気にみたされてくる。 そうだ、あの桜、この桜、と毎年私が楽しみにしている花の名所が思い出されてくる。山科もいいし、大原野もいい、桃山御陵の枝垂桜もいいな、と4月が待ち遠しい。 東山の山腹の緑が鮮やかになると同時に、刷毛で白い色をサッと塗ったような遠景の桜のけしき、また、御室の目の位置に咲くお多福桜の花びらの1枚1枚、桜は遠くのあっても近くても存在私たちにをうったえている。 古人たちが春の喜びを桜にたくして、その長くはない花の命を存分に描いた数多くの美術品は、時代を経ても、私たちに春風駘蕩の微笑を届けてくれるのである。 |
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■『日本のデザイン』第7巻「松・竹・梅」 定価=本体6800円(税別) 日本人の心情をあらわす花木として、散りぎわのいさぎよさから、桜こそ日本人の花であるという人は多い。また一方では、幹は太く枝は常磐の緑をたたえ、孤高なる樹姿の松こそ日本を代表する木であるという論者もいる。 たしかに白砂青松のけしき、断崖の松、山稜に突出する松などなかなかに屹然とした風趣であって、日本的風景の雄であろう。 また、梅は日本の自生種ではないが、飛鳥期に中国から渡来していらい、とくに貴族たちに愛され、『万葉集lにおいて萩についで118首が詠まれている。季節の移りかわりのうち、冬から春への変化こそ人々が心待ちにするものであれば、梅の淡い色と香に春の前奏曲を聞いたのだ。 この巻では「松・竹・梅」、すなわち「歳寒三友」の花木から着想を得た美術工芸の優品をその植物への心象をさぐりながらじっくりと鑑賞することができる。 |
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■『日本のデザイン』第9巻「藤・柳・春夏草」 定価=本体6800円(税別) 藤の花は、日本人が好きな淡い紫色で、その花房を垂らすさまは優美で気品がある。『源氏物語』の藤壺の女御も、文字どおり美しく聡明な女性であり、清少納言も長く垂れ下がった藤の花を「いとめでたし」と称している。 この巻に同時に収録されている柳も藤と同じように枝葉を長く垂らす、繊細で流麗な風情が日本人の好むところであり、多くの場合流れる水とともに配され、どの図版も見ていて心地よい。 また、萌え出ずる春草や、朝顔をはじめとする夏草の数々が、絵画はもちろんのこと、蒔絵に衣裳に、壺や皿に意匠化されて鮮やかによみがえる。このシリーズを見ていつも思うことであるが、先人の技の巧みさ、感性の鋭さには頭がさがる。 |
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■『日本のデザイン』第11巻「菊・紅葉」 定価=本体6800円(税別) 11月に入ると京都では、紅葉の見頃が話の俎上にのぼる。JRや私鉄の駅には、社寺の名を掲げたポスターが貼りだされ、見頃になるとその社寺に紅葉のシールが添付される。京を訪れる観光客もいちだんと増える。今秋は、アメリカのテロの影響で、海外には出ず、京都でも歩こう、というわけか例年より中高年の旅人が多いように思われる。 この時期、観光客にはあまり気づかれないのだが、京人は家々の前に置かれた嵯峨菊の鉢植えを目にすることになる。 嵯峨周辺で作り伝えられた意匠性に富んだ菊作りで、細い針のような花びらに仕立てることに妙味がある。かつては大覚寺の菊として門外不出とされた こともある。 晩秋の京を彩るけしきは、山や社寺の紅葉だけでなく、町人の家先を飾る丹精された鉢ひとつにもあるわけだ。 菊と紅葉は古来から冬を迎える前の華やぎとして人々に愛でられてきた。いずれも黄や赤といった暖色が行く秋に光彩をはなつのである。 |
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