平成20年10月24日、源氏物語の華麗なビジュアルブックとして、『源氏物語の色辞典』を刊行いたします。

源氏物語に描かれた多彩な色と襲の色目、光源氏をはじめ美しい女人たちの衣装を、
私が専らとする植物染の古法にのっとり再現いたしました。
王朝文化の流麗さを五十四帖に読みこんで、華やかな源氏物語の世界をオールカラーで表現いたしました。

ぜひともご高覧いただきますようお願い申し上げます。

なお、本書刊行を記念して、日本橋高島屋において12月11日(木)から16日(火)まで
《千年紀記念――源氏物語の色 吉岡幸雄の仕事》を開催いたします。
「花宴(はなのえん)」の光源氏の桜襲(さくらがさね)の衣装、
「絵合(えあわせ)」の天皇《冷泉帝》の袍(ほう)、「若菜上」の女三の宮の桜の細長(ほそなが)、
「若菜下」の明石女御の紅梅の御衣(おんぞ)などの衣装をはじめ、「玉鬘」の衣配りなど
源氏物語から想起されるさまざまな色布を、往時の襲の色目を参照して大成いたしました。

・A5版カバー付上製本  4色オフセット印刷 256ページ。
  定価;3,465円(本体価格3,300円)